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医療・介護のサイバーリスク|事故対応と事業継続への備え

医療・介護のサイバーリスク|事故対応と事業継続への備え

医療機関や介護施設でサイバー事故が起きたとき、最も大切なのは、患者・利用者の安全を守りながら必要な業務を継続し、システムを安全に復旧させることです。

情報漏えいやシステム停止は、いつ起きるか分かりません。事故が起きてから連絡先や対応方法を探すのではなく、平時から動ける準備を整えておきましょう。

## 事故が起きたとき、何を優先する?

事故の内容によって対応は異なりますが、まず患者・利用者の安全を確保し、施設内の責任者へ報告することが重要です。

その後、施設の手順に沿ってシステム事業者などへ連絡し、被害の拡大防止や影響範囲の確認を進めます。

医療機器や診療・介護に関わるシステムでは、独断で停止・再接続せず、安全性に配慮しながら担当者や専門家と連携して対応する必要があります。

## 今から確認したい3つの備え

### 1.緊急連絡体制

事故を発見した職員の報告先、対応責任者、システム事業者への連絡先を整理しましょう。夜間や休日の連絡方法も確認し、システムが使えないときでも連絡先を確認できるようにしておきます。

### 2.データの復旧手順

バックアップを取得しているだけで安心せず、実際に復元できるかを確認します。復旧作業の担当者、必要な時間、システム事業者との役割分担も整理しておくことが大切です。

### 3.代替業務と事業継続計画(BCP)

電子カルテや介護記録が使えない場合に備え、紙の記録用紙、職員間の連絡方法、復旧後の記録の照合手順を準備します。どの業務を優先して継続し、どのシステムから復旧するかも決めておきましょう。

## サイバー保険も確認しておく

サイバー保険は、契約内容によって事故対応費用、データ復旧費用、業務停止による損失などが補償対象となる場合があります。

ただし、すべての費用や損失が必ず補償されるわけではありません。補償範囲、免責事項、支払条件を確認し、事故発生時の連絡方法も把握しておきましょう。

保険は、現場の安全確保や業務継続の準備に代わるものではありません。事前の対策と経済的な備えを組み合わせることが重要です。

## まずは連絡先と代替手順の確認から

最初から完璧な計画を作る必要はありません。緊急連絡先を確認する、重要データの復元手順を確認する、紙の記録用紙を準備する。できることから始めましょう。

公的なガイドラインや確認表も活用し、自施設の実情に合わせて対策を見直していくことが大切です。

詳しい情報は、パキラのサイバーリスク情報サイトをご覧ください。

https://risk.pakira-izu.co.jp/

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